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映画「沈黙のパレード」視聴感想

ガリレオ劇場版作品、3作品目の沈黙のパレードを視聴したので、ネタバレ込みで感想を書きます。

よかったところ

展開の変化の速さ

特に終盤ですが、視聴者的には想像できる展開を超える畳み掛けがあり、なかなか退屈しませんでした。

ちなみに真夏の方程式は見ていて途中でだいたいオチが予想できてしまい、だいたい当たっていたので比較すると真夏の方程式より展開はよかった。

ヒューマンミステリー感

基本的に並木家とその周辺人物たちのお気持ちによって大きくストーリーが展開していきます。科学的要素はあんまりなし。せいぜい液体窒素を使った云々に関してのみ。メインは人間関係的なところ。

びみょいところ

各登場人物たちの価値観が現代っぽくない

被害者である並木佐織、歌でやっていくぞ!と言ったと思いきや彼氏との間に子どもができたので歌やっていくのはもうや〜めた!的な展開はなかなか「?」という感じでした。
一貫性がない。また、集団で実行する犯行って失敗率高くなりますけど大丈夫か?そもそもよく大の大人たちが全員で意見揃ったな、というそもそも論になってしまいますが気になったところ。

登場人物が多くて結構しんどい

並木家含め、登場人物が多かったです。そして相関図的にも一発で見て理解するにはそれなりの脳の瞬発力のようなものが要求される気がしました。(あれ、これってミステリー熟練者にとっては普通かもしれない?)

また、登場人物が多い中で、結構登場人物たちの掘り下げが最低限なされていて、結構長いなと感じました。

総評

まぁ面白かった。草薙が追い詰められてる描写は好きです。